インストラクショナルデザイン

インストラクショナルデザインとは、「効果的な研修設計」のための科学的な理論です。 私達は、研修で期待される成果を明確にし、提示された課題に対して最大の効果をあげる研修方法を、この理論に基づいて見極め、 ニーズ分析から有効な効果測定までを総合的に見据えた、戦略的な研修の施策をご提案いたします。

課題解決へのアプローチ

1. Analysis_分析

提示された課題を分析します。まず、「研修で解決できる課題」なのか、「研修では解決できない課題」なのかを見極めます。 組織の人材のパフォーマンス(成果および成果を導くまでのプロセス)に問題がある場合、研修による働きかけが有効であるのは、 個々人の「知識・態度・スキル」に課題がある場合です。

2. Design_設計

課題が研修によって解決できると分析された場合、分析結果に基づき、最適な研修方法を設計します。 研修を提供する最終目的を確認し、最終目標達成のためにどのような研修(または業務現場でのサポート)が必要なのかを見極め、 E- ラーニングやOJT を含め適切な手段を選びます。当該業務の専門家や熟練者と連携しながら、受講者の立場に立った設計をすることもも大切です。 行われる研修の効果測定のしくみや評価指標なども、この段階で明確にします。

3. Developement_開発

設計に基づき、研修で用いる教材やツールを開発します。依頼企業の内部講師によって研修を行う場合には、詳細なレッスンプランの開発提供も行っています。 またOJT 指導書や実施評価表なども作成し、集合研修だけでなく現場での指導を確実にするためのツールも開発します。

4. Implementation_実施

開発した研修を実施します。同時に評価のためのデータ収集も行います。 社内講師による研修の場合は、オブザーバーとして講師や研修実施に対するフィードバックも提供します。

5. Evaluation_評価

分析段階で明確にしておいた評価指標に沿って、研修前及び実施後の評価をします。 現場で活かすための体制が不足している場合は、Human Performance Improvement の手法を用いて、研修成果を活かせる体制の構築を支援します。

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