「自ら学び、成長する」組織と人づくりを

私達インストラクショナルデザインは、
組織と人を科学するプロフェッショナルとして、
「自ら学び、成長する」自律型の組織・人材づくりをお手伝いします。

既存の集合研修に、実りが少ないことを感じている
人事ご担当者が増えています。
専門家に依頼した。高い研修費用も使った。
なのに肝心の現場で効果が出ない。
何故でしょうか?

企業を含むあらゆる組織は、生きたシステム、
すなわち生態系です。
自然の生態系が循環によって成立し、
一部に不具合が生じると全体のバランスが崩れるように、
企業も組織内外のよい循環なくしては健全に機能しません。

「りんごの木が実らない」という課題があるとします。

即効性のある強い肥料を与えることは簡単です。
その時りんごは実るでしょう。
他所で実ったりんごを、枝にくくりつけたとしても、
りんごが実ったように見せられるかもしれません。

しかし、それでは来年のりんごは、また実りません。

「何故、りんごは実らないのか。」
その原因を見極めることから、私達の仕事は始まります。
太陽を遮る木があるのではないか。足下の雑草に栄養を奪われているのではないか。
水脈に滞っているところはないのか。りんご自身は実りたいと思っているのか。
そもそも、実らせるべきはこのりんごなのか。

りんごを実らせる、という一つの課題の原因を追求していくと、
自然に生態系全体を俯瞰し、個々の構成員に目を配り、
全体の問題点を整理し、解決していく必要が出てきます。
逆に、そのプロセスなくしては、実らせるべきりんごは実りません。
さらに、りんごを実らせるプロセスの学びは、
花を咲かせなくてはならない時にも、魚を採らなくてはならない時にも応用できる筈です。

研修と企業のパフォーマンスとの関係も然りです。
目に見える課題に対して、対症療法的な研修をいくら取り入れても、
研修の成果を生かせる循環のよい企業風土がなければ、成果はあがりません。
適切な学びを設計し、直面した課題を手がかりに組織全体の課題を俯瞰しながら
取り組む風土を創出できれば、自ら成長していけることでしょう。

現在直面なさっている課題を、ぜひご相談ください。
私達は、その課題解決のプロセスをパートナーとして共に歩き、
最先端の科学的アプローチで、皆様の企業に自ら学び、成長し続ける風土を創出します。